何かを始めたい人へ
でも特にこれというものは見つけていない・・
そんなお悩みを解決!
目次
大学生で革ブランドを立ち上げた 豊田翔 とは?
- 実店舗
- 百貨店でのポップアップ(空きスペースを使って期間限定で出店できる店舗)
- オンライン
で革製品を販売「Laluce」を経営。
La luceのインスタグラムはこちら→https://www.instagram.com/laluce_official/?hl=ja
翔の経歴
某インターネット回線でのバイト→某革ブランドでのバイト→革ブランド「Laluce」を始める
最初のバイトは営業
ミレニアルあきら
翔:
そうなんだ。時給が高かったからさ(笑)新歓で初めて大学入って話した人が、某インターネット回線の会社でバイトをしていて、誘われたんだ。
お父さんが営業していて、仕事に対する姿勢がかっこよかったから、お父さんを超えたいと思ったのもあるな(笑)
営業をやっていて、自分が成長していくのが楽しかったよ。
ミレニアルあきら
翔:大学入りたてのタイミングだったから、今があると思う。あのタイミングでしてなかったらどうなっとったかわからんねw
ミレニアルあきら
翔:途中で契約が変わったんよ。
最初時給だったんだけど途中から完全成果報酬に変わったんだよね。
それは大きかったな。
時給以外のお金の稼ぎ方を知って、
いい日は、1日10万とかもらったもんね。
時間とお金を交換する以外に、コンテンツがあれば時間と交換せずにお金がもらえるんだなってそこで知ったんだ。
その後、時給は低かったけど、時給以外のものを得るために某革ブランドでバイトしたんだ。
物が出てくる過程を知るために某革ブランドでバイト
翔:販売については、営業で学べたけど、物流や企画・つくるについては分からなかった。
- どっから物が出てくるのか
- 材料費・人件費はいくらなのか
- 直売と卸じゃ何割なのか
- 店舗って家賃いくらぐらいかかるんだろう
を知るために、バイトをし始めたんだ。
翔:ねえ、綿菓子の原価って知ってる?
ミレニアルあきら
翔:実はね、5円なんだよ。袋と箸合わせて10円。
物売りは、付加価値、売り方とかマーケの考え方とかいろんな要素が含まれているんだ。
物のクオリティ、材料、レベルに合わせた物売りをするには
- 写真にこだわる
- パッケージにこだわる
- 商品の陳列をイケているものに
- ストーリーをまとわせる
いろんな工夫ができるんだ。
ブランディングには写真やパッケージはこだわることが欠かせない。
1万円の商品は1万円だと納得させなきゃいけないからね。
どんな経験が「Laluce」の原点なの?
翔:中学生でグローブを売っていたんだ。
友達のグローブのかたをつけてあげていたんだけど。
ヤフーでグローブを買って転売するようになっていた(高校生)
「ありがとう」
「1000円だけもらって」
なんて、喜んでもらえる上にお金がもらえる。
「これ、なに?!」と思ったんだよね。
そこから、グローブって3・4年前のモデルだと半額になるから、それを買ってかたをつけて売り始めたんだ。
よくセカンドとショート用、ピッチャーとサード用とか複数のポジションに向けてグローブは売られているんだけど、
サード用とかショート用、一つのポジションにターゲットを絞って売ったんだ。
ある程度売れるようになったらレビューがついて信用がついて人気になっていくんだ。
そしたら、出せば出すほどだんだん売れるようになる。
そこで商売を学んだんだ。
物売りをしている人は転売からが多い気がするな〜ハヤカワ五味ちゃんもそうだし。
小学生の時からヤフオクが好きだった(笑)
ミレニアルあきら
翔:自分が最初グローブをオークションで買ったのがヤフオクだったんだ。
定価12000円を5000円くらいで買ったんだ。
小学校のときにめっちゃヤフオクしてたんだよね。
落札してた(笑)
ヤフオクがもともと好きだったから、
だから”してみよ〜”という発想だったかな。
社長になりたかった
翔:喜んでもらえるのが好き。
何かを始めたかったんだよね。
そして、社長になりたかった。
そこで、営業か革かで悩んだんだけど。
何もない人たちが営業をしているんだと気づいて。
革だったら俺しかいないと思って革にしたかな。
映画って観てから数日経つと感動が薄れていくじゃん。ご飯は半日したらお腹が空く。
革は買った時よりだんだん満足度が上がっていくって言われているんだよね。
革は使うごとに愛着が湧いてくる。
そんなのはあまりないなぁって。
だから、革商品は面白いなぁって思うんだよね。
大事にしていることは何?
時間・約束・お金、は信用を一瞬で失う
ミレニアルあきら
翔:時間・約束・お金を徹底しているよ。
ーー約束を忘れない
約束を破ることはないと思うけど、約束を忘れないようにしているよ。
「台を準備していて」、「在庫準備していて」、「スタッフ準備していて」、と頼まれた時にメモるし、
スタッフ探すのは、できるだけその時に連絡しているよ。
「台を準備していて」と頼まれたら、予定にサンマートに台の買いに出しを予定に入れる。そしたら、忘れないんだ。
ーー小さなお金もないがしろにしない
お金は納期に絶対送れないのと、
小さいお金もないがしろにしないことに気をつけているよ。
ロスが出たらこっち持ちかあっち持ちか決めておく。
適当にしたら変に恩を売ることになる。それは、相手も望んでいないからね。
ーー約束・時間・お金の失敗は一瞬で信頼を失う
この3つは気をつければミスをなくせる。
防ごうと思えば防げるんだよね。
でも「気遣い」や「フットワークの軽さ」で積み重ねた信頼を
約束時間お金の3つは一瞬でなくすんだ。
俺たち世代、社会人なったばっかり、独立したばっかりは、
勢いはあるけど、きちんとせないかんといかんところをないがしろにしてしまうと
大人は「まだ若いけんね」「始めたばっかやけん」とか言われると思う。
けど、実際は大事な仕事をふろうとは思われないよね。
約束・時間・お金は苦手だけど、ちゃんとしたいなと思う。
自分らもお客さんも職人さんもよくする
翔:自分らもお客さんも職人さんも良くなるの三方良しが一番。それを大事にしているよ。
お客さんからのメッセージを工場に送ったり、職人さんに伝えているよ。
とっても喜んでもらえる。
それはお金にプラスした付加価値というかやりがいに繋がると思うんだ。
お客さんを喜ばせたいという職人が作っているというのも価値だし、
お客さんが喜んでいることも作り手にとっては価値になると思うんだ。
三方良しの循環が少しできてきているかなと思う
「ありがとう。」と「ごめんなさい。」が言えない人とは一緒に何かをしない
ミレニアルあきら
翔:コラボするとか場所を選ぶ時に「ありがとう。」と「ごめんなさい。」が言えない人とは一緒に何かをしないと決めているよ。
「やって当たり前やろ」とか「このクオリティで当たり前やろ」とか
お互いお願いをするされるの立場があるけどそこのリスペクトがないとする意味ないなと思うんだ。
相手にリスペクトを持つ人は当たり前と思わずに「ありがとう」「ごめんなさい」が言えると思う。
仕事を回すということはお金が回るということだからどうせなら自分の好きな人にお金が回った方が嬉しいから、自分の好きな人と仕事がしたい。
「運はめっちゃいい」
翔:運はめっちゃいいよ(笑)
偶然行ったバーで、急にバーのお客さんの誕生日会が始まって、偶然自分が持っていた商品をそのお客さんにプレゼントしたんだ。
そしたら、たまたまバーのオーナーが見てて声をかけてくれたんだ。オーナーに「これ売っているの?」と聞かれて、そこから話が進んで
そのオーナーも実は職人さんで、「今度福岡パルコで販売するから、出してみろ」とポップアップに誘われたのがきっかけでポップアップし始めたんだ。
本当に、運がいいというか、こんなことないよ。
ポップアップのために3ヶ月で100万円必要になって、100万円貯めるために色々大変な思いはしたけど、
その大変な思いも「あの時に比べたら、、」で今の根性になっているよ。
翔から学んだステップアップ術
何かやってみようかなと思う人は、
- 時間が対価ではないバイトや仕事をやってみる。
- 目的を見つけて、自分のバイト先で家賃や単価など違う視点で観察してみる。
といいかも。
また、
- 時間・約束・お金に気をつけること
- 感謝や「ごめんなさい。」を言える素直さを持つ
ことはステップアップを支えるんだね。
心掛けたいな!
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